全然、大丈夫!

野口先生の『「超」文章法』を読んだだろうか? 野口悠紀雄先生の「さらなる」という言葉への 嫌悪感はすさまじく、 右のリストにある言葉で私がとくに目の敵にしているの は、「さらなる」だ。「一層の」という意味で使われてい るのだが、これは誤用である…

迷ったら、ハイキーに

以前、このブログ内で、「 Vol.7 判断できない事を判断する」 (2007年1月14日)ということを書いた。 一つの提案として、選択肢を二つから、三つにするという見解を示した。 (「赤」、「白」、「ロゼ」という呼び名も、同時に示しておいた) 私は、それでも…

普通にやるというのはテクニック

前回同様、キャンパス誌づくりの話。 学生時代に、キャンパス誌を作っていたことは、 書いた。(『青が違う〜「晴れた沖縄・青い海」』、2007年3月6日) 私は、アートディレクターを務めていた。 3年の終わりに、新人アートディレクターに業務の引継ぎをした。…

青が違う〜「晴れた沖縄・青い海」

私は、学生時代、 キャンパス誌を編集する団体に入っていた。 3年のときだった。 1年間に発売する5冊を、全体の統率もしつつ、 私自身も一つ、表紙のイラストを描くということを企画した。 5人競作の表紙イラストだ。 夏に発売する雑誌には、私がイラストを…

HOME TOWN(ふるさと)

作詞:高野辰之 (英訳:hirokishirota) 作曲:岡野貞一 1. I used to go rabbiting in the mountain I used to go fishing in the river I'm dreaming still now and I'll never forget my home town 兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れ…

みんな、動きたい!〜衛星放送の申し込み

学生時代、茨城県つくば市のケーブルテレビ局で、 アルバイトのようなことをやっていたことがある。 正確に言えば、アルバイトではない。 ややこしいので、ここでは、アルバイトだった ということにしておこう。 もう20年くらい前だったろう。 ちょうど、NHK…

打てないキーボード

携帯電話の使い方で、どうしても慣れないことがあった。 テンキーで日本語を入力するということだ。 自慢めいて恐縮だが、私はタッチ・タイピングができる。 ブラインド・タッチ――和製英語かな?――というやつである。 とある上司に、かつて、「数字はテンキ…

自分の作品を、二度、蹴る

私が、まだデザイン科の学生だった頃、 一年上のJ先輩が、制作大手のN社に内定した。 面接に持って行った作品群――大量だった――を、 ある日、私たち後輩に見せてくれた。 J先輩が作品の説明をしている間に、ふとしたはずみで、 私の足が、その先輩の作品のひ…

移動に関して自由になる

あなたは、「どこにでも行ける」だろうか? 私は、バイクで移動するとき、気合いが抜けるので、 何とかしなければならない――と日頃から、思っていた。は、バイクに乗れなかったのだ。 つまり、バイクでは、、行けなかったのだ。 「どうしたら、自由に動ける…

清水の舞台は高くない

先日、清水寺へ行った。 清水の舞台から、下を覗いてみた。と思った。 世界大百科事典には次のようにある。 また有名な本堂の舞台は、観音に願をかけて その結願の日に、この舞台から堂下へ身を投げる と、所願成就ならばけがなく、否ならば死して 成仏でき…

英語学習〜教科書二冊

兄と私は、中学時代、 二種類の教科書で英語を勉強した。 二人とも、私立中学に通ったので、 その地域の公立の中学の教科書とは 異なる教科書を学校で勉強していた。 そして、兄も私も、中学のとき、補習塾に通っていた。 補習塾で使っていたのは、公立の中…

「楽しく」仕事する

私が通っていた美術研究所で、 ある日、という課題が出た。 一人、断トツに早く仕上げた生徒がいた。 先生は聞いた。 「えらい早く仕上げたなぁー、 一体、どういう風にやったの?」 その生徒は、大胆にも、こう答えた―― 「やったんです!」 そして、先生は…

立春に想う〜冬はいつからはじまるか?

京都に限定すれば、答えることができる。 結論から言えば、 「京都御所秋季一般公開が終わった、次の日から」だ。 去年、京都御所に行った印象で、 これで秋が終わりで、冬がはじまりだ ――と思ったのだ。 そう実感した。 2006年の京都御所秋季一般公開は11月…

辞書はハードカバーを買う

英語検定を受けよう、と誓ったのは、 大学4年の時だった。 英語学習には、英英辞典が有用だと聞く。 さっそく、大学の書籍部へ行って、英英辞典を 購入した。 定評のある『ロングマン現代英英辞典』 (LONGMAN Dictionary of Contemporary English) 〔新版 19…

知的通り越して神経質

これ…書きたくないのだけれど……。 でも書きます。 K君が、ある日、私を評して、こんなことを言った。 「Sさん(私のことである)、 ナイスっすよ〜! イケてるっすよ〜! 知的な感じで、第一印象、OKっすよ!」 「そう?」 私は少しいい気になってしまった。 …

新しいデジタル

先週、父に、こんなことを聞かれた。 「地デジ、地デジって言ってるけど、デジタルって、 一体、なんやねん?」 その質問に、 「デジタルっていうのは、0と1だけで表わされる世界で……」 と、ありきたりの答えしかできない私がいた。 こんな説明で、70を過ぎ…

煙草の広告の注釈〜自分で責任とってください

「なんだろう?」 前々から気になっていた。 電車の中で、ある広告を見るたびに思っていた。 煙草の広告の下段にある、異様に大きな文字の注釈だ。 白地にかなり大きなポイント数の文字で記されている。 とある雑誌の中央の、見開き広告のページには、 次の…

無線の試験〜格好良くなりたくて

15歳の頃から、アマチュア無線の免許が欲しかった。 「第四級アマチュア無線技士」という資格である。 しかし、なかなか、その勉強を始めることができなかった。 30歳になったある日、アマチュア無線のテキストを、書店で、1冊、 手に取ってみた――。 高卒の…

京都アフタヌーン  百万遍

百万遍 京都大学は、京阪・出町柳駅近くの 百万遍というところにある。 電車を降りて、山へ歩く。 学生に道を尋ねてみる。 彼は、京都大学への道を丁寧に教えてくれた。 それは、私が、これまでに人に道を聞いた中で、 最も分りやすいものだった。 京都大学…

京都アフタヌーン  三条

週末と祭日が上手くつながって3連休になった。 この3日間、京都を歩いてみようと思う。三条 京阪・三条で電車を降り、川沿いに歩いた。 エルンスト・バイエラー展を見に行った。 その道を通って、京都市美術館へ行ったのは、初めてだった。 外の表示から、そ…

「寺」と「院」との違い

「寺」と「院」とは、どのように違うのでしょうか? 金閣寺や清水寺などの「寺」と、 三千院や平等院などの「院」とのことです。 両方とも「寺」という範疇で、そのの違いを、表しているのでしょうか? それとも、全く、別種のものなのでしょうか? 知ってい…

The Final やり直せない事が、重要だ

二度と、やり直せない事が、重要な事なのだ。 古武道の演武のような事が重要なのだ。 電話でできる、予約の修正なんか、重要ではないのだ。は、真理だ。 人気blogランキングへ

Vol.8 キリスト教の伝播と薩長の台頭

キリスト教は、フランシスコ・ザビエルが、1549年に伝えた。 ザビエルは、以下の様な足跡を残している。 ザビエルは1549年4月15日、イエズス会員コスメ・デ・トーレス神父、 ファン・フェルナンデス修道士、マヌエルという中国人、アマドール というインド人…

Vol.7 判断できない事を判断する

に関して次の様な著述がある。(1) 当方の状況いかんにかかわらず、電話はつねに最優先の対応を 要求する。電話をいったん受けてしまえば、「いま忙しいので あとで返事します」と言うわけにはゆかないのである。電話は 掛け手に100パーセントの自由度を与え…

Vol.6 次に至るべき場所

ある本で、「頭が良くなる音楽」というものが、紹介されている。(1) 「聞くと頭が良くなる」と言われている音楽がある。モーツァルトの ソナタ、ニ長調、K448>だ。 (中略) ただし、K448の効果が特別に高いのかどうかは、わからない。 また、この曲がモーツァ…

Vol.5 「哲学の道」を探せ

ハイデルベルクに「哲学者の道」があるという。 そこをヘーゲルが歩いたという。(1) また、日本の哲学の道>としては、京都の「哲学の道」が有名である。 「哲学の道」というホームページに、その解説が載っている。(2) 北は銀閣寺から南は若王子(にゃくおう…

Vol.4 足元を見る

勤務時間中にも拘らず、何故か、職場で、 どうやって決めるか> という雑談になった。 以下は、そのときに行なわれた会話である。 「気になる子に、声掛けるか掛けないか、どうやって決めてる? Sさん(私のことである)、どうしてる?」 「うーん、言いたくな…

Vol.3 自分だけの事をする

高校時代、私は、バレーボール部に入っていた。 部員の自然淘汰が終わった頃、 バレーボール部の1年生全員で、 K神社の夏祭りへ行った。 K神社は、私の高校のすぐ近くにある。 参道は、夜店でいっぱいだった。 賑わっていた。 そして、楽しい時間が過ぎた。 …

Vol.2 菩薩は自分〜56億7千万年後の到来

母と太秦へ行ったことがある。 京都の東映太秦映画村へ行ったのだ。 残念ながら、映画村で観るべき点は、ほとんど無かった。 行なわれていた模擬撮影も、実際の撮影にある(と私が思う) 緊迫感に欠けていた。 女優の浅野ゆう子さんが、当日の呼びものとして来…

Vol.1 やる気が起こる好きな文

次の文章を読んで欲しい。(1) 力の限界には可動性がある。挑戦する人に 対してはどんどん大きくなり、挑戦せず投げ 出してしまう人には、どんどん小さくなるの だ。つまり、何かをやろうとしたら、どんどん 力を注いで挑戦してみることが大切なのだ。 私は、…