正解は知っている


皆、
何か間違っていることをしているとき、
「間違っているなぁー」
と薄々、感じたことは無いだろうか?


以前、私がブログに書いた『素直な気持ちになること』(2007年1月3日)
に通じる<思い>だ。(少し表現は違うが)


「間違っているなぁー」と薄々感じているときに、
間違っていることを、そのまま続けるのは、止めよう。
ちょっと冷静になって、
薄々感じている<正解>に従おう。


私は、<間違い>や<正解>は、
誰でも本当は分かっているのではないか、
と考えている。


皆、頭が良いのだ。


何かの勢いに負けて、間違っていることをしてしまうことは、
よくある。
自分で自分が抑えられなくなるのだろう。


そんなときは、すぐに<正解>へ向かってやり直そう。<正解>は、<間違い>よりも美しい、と私は思っている。
印象としては、「スラッとしている美人」という感じだ。


心の奥底で薄々感じている<正解>へ向かうようになれば、
あなたの人生は変わるはずだ。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.10.20 22:06


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映画の主人公


今から、君も、「映画の主人公」になろう。


「映画の主人公」だから、少々の困難はある。
「映画の主人公」だから、少々の困難も乗り越えられる。
「映画の主人公」だから、人前でも堂々と話せる。
「映画の主人公」だから、集団の中でも<主人公>で居られる。
「映画の主人公」だから、カワイイ娘にも声を掛けることができる。


「映画の主人公」という概念を使って、
いろいろなことを叶えてみよう。


判断に迷ったときには、<映画の主人公>と唱えよう。
正しい方向が分かるはずだ。
あなたが今まで観てきた映画の数だけ、
「映画の主人公」らしい判断ができるだろう。


「<テレビドラマ>の主人公」ではない。
「<映画>の主人公」だ。<練られた脚本>の主人公なのだ。
ここを間違えると、間違った判断をしてしまうかもしれない。


「『映画の主人公』と考えるだけで良いのか?、身も蓋もないではないか」
と思うだろう。
野口悠紀雄先生の『「超」整理法』(中公新書、1993年)と同じく、
簡単で、有用で、「身も蓋もない」方法なのである。


「映画の主人公」という概念を導入してから、
私が、以前、提唱し、ブログに書いた、
「赤か白かロゼか?」という判断法
(『<豪州日記> Vol.7 判断できない事を判断する』、2007年1月14日)も、
「ハイキーに考える」という判断法
(『迷ったら、ハイキーに』、2007年3月14日)も、
使わなくなってしまった。
どちらもどうでもよくなってしまったのだ。


「『映画』の主人公」だから、男も、女も居る。
マーロン・ブランドも、キャサリン・ヘプバーンも、居る。
男も女も「映画の主人公」になってしまおう。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.10.13 20:07


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文具売場にて〜阪神百貨店の良き伝統


阪神百貨店文具売場は、お気に入りの場所だった。


ある年に、新卒で入った緑色の瞳の女の子も、
私のお気に入りだった。


その子に会いたくて文具売場へ行き、
ボールペンを買う。


その子が聞く。
「ボールペンをお求めですね?」


私は、ちょっと、ムッとしてしまう。
(そんなの、見れば分かるではないか!)


お金を支払うとき、その子がわざわざ聞いた意味が分かる。
シャープペンシルをボールペンと間違えて購入する人がいるのだ。


彼女の質問は妥当だった。
頭の良い質問だったのだ。


別の時、<耐水性の紙>が欲しくて、訪れたこともある。


風呂でアイデアを思い付くため、
どうしても<耐水性の紙>が欲しかったのである。


年配の店員が、
「あったかしら?」
と言いながらも探してくれる。


もう一人の年配の店員が言う。
「あった。そう言えばあったわ。
 システム手帳のリフィルで、<耐水性のもの>があったわ!」


即座に購入した。


年配の店員たちも親切だ。


  阪急百貨店と阪神百貨店が1日、共同持ち株会社
  「H2Oリテイリング」(大阪市北区)を設立して
  経営統合した。大阪・梅田に2つの本店を構え、
  連結売上高が5068億円(平成19年3月期単純合算)
  に上る国内7位、関西では最大の百貨店グループが誕生した。(1)<阪神百貨店文具売場>――良き伝統が失われなければ良いが。


 (1)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071001-00000080-san-ind



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.10.01 22:48


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料理――母の作品


私は両親と住んでいる。


一つ困っていることがある。


母の作る夕食の量が、多いのだ。


母に、
「量が多い」
と言うと、
「残して!」
と言われる。


「少なく作れない」
とも言われる。


私の気持ちとしても、
食べ物を残すことには、気が引ける。


「現在の量の、
 8割ぐらいにしてくれると嬉しいのだけど…」
との私の要望にも、
「そんなことできない!」
と母は言う。


「うーん。そうか!」


夕食は、母の、主婦としての、<作品>なのだ。


いかにメタボらないように過ごしていくかが、
私の現在の課題である。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.09.24 14:20


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立体の授業


美術学部に入学した私が、最初に直面した問題は、
「立体の授業」だったと思う。


1年生は、50音順に3クラスに分けられ、
基礎的なことを学んでいく。
3クラスとも、ひとクラスの中には、
油絵、日本画、書道、グラフィックデザイン、生産デザイン、建築デザイン等
――専門が異なる生徒たちがいた。


彫塑の授業をひととおり受けた後、
私たち2組が「立体の授業」に取り組んだ。


「立体の授業」は、はっきり言って、難しいものだった。
私たちは、いきなり、<折り紙建築>の課題をやらされたのだ。


半分、アソビのような課題ではないか? 
と思うだろう…。
しかし、あなたは、作る側に立ったことがあるのだろうか?


基本的な作り方を、先生に教わって、
それぞれ、自分の作品に取り組む。


十何分かして、女の子が、突然、声を上げた。
「できません!!」


油絵専攻の女の子だった。
「全然、思い浮かびません!」


泣き出してしまった。


私も泣きそうだった。
「立体」にどう取り組んだらいいのか、
全く、分からなかったからだ。


先生は、女の子に説明した。
「大まかな所から作っていけばいいんだ!」


私は気が楽になった。
「何だ、<英語>の5文型と同じじゃないか!
 英語の<文型>のように、大まかな所を作ってから、
 やっていけば、いいのじゃないか?」


私は、泣かなかった訳である。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.11.30 17:14


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場所がワルイ!


大学の授業での、写真フィルム現像中。
女の子が叫んだ。
「どうして、ここでフィルム現像すると
 ぜったい失敗するんだろう?」
女の子の横にいた子は、ひと言で答えた。
「場所がワルイ!」


私の家の近くの、ある土地は、代々、
ガソリンスタンドだ。
「代々」と書いたのは、
何度、ガソリンスタンドの会社がかわっても、
上手く行かず、
とうとう、<セルフ>のガソリンスタンドとして、
何とか営業している状態だからだ。


場所がワルイ所で、変に頑張るのは、止めよう!
場所をかえるか、仕事の方法をかえてみよう。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.09.20 22:29


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