料理――母の作品


私は両親と住んでいる。


一つ困っていることがある。


母の作る夕食の量が、多いのだ。


母に、
「量が多い」
と言うと、
「残して!」
と言われる。


「少なく作れない」
とも言われる。


私の気持ちとしても、
食べ物を残すことには、気が引ける。


「現在の量の、
 8割ぐらいにしてくれると嬉しいのだけど…」
との私の要望にも、
「そんなことできない!」
と母は言う。


「うーん。そうか!」


夕食は、母の、主婦としての、<作品>なのだ。


いかにメタボらないように過ごしていくかが、
私の現在の課題である。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.09.24 14:20


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