コマ回しから教育論〜百回練習する


今日は甥のことについて書いてみようと思う。
妹の息子・裕章は、当時、小学4年生。
お正月に、こんな会話をした。


「おじさん、コマを手に乗せれる?」
「うん、乗せれるよ」
「やってみて」
その時、私は37歳だ。
小学生のころ以来なので、一瞬(できるかな)と思ったのだが、難なく乗せられた。
「ほら!」
「あーん、裕章も乗せたい」
「練習すれば、乗せれるようになるよ」
「裕章も、百回くらい練習したら、乗せれるようになるかな?」
「!」


私は、裕章が言った、この「百回」という言葉に驚いた。
練習といえば、2、30回だと思い込んでいたのである。
甘かった、と私は思った。


裕章は、大変、頭の良い子で、
(<知識>でなはなく)<知能>では私よりも勝っているのではないか、
と、ときどき、思う。


さて、その裕章だが、百回、練習した後、
コマを手に乗せられるようになっていた。
さらに、手に乗せられるだけではなく、
コマの綱渡りもできるようになっていたのである。
これも、百回、練習したのだろう。


私のコマ回しと裕章のコマ回しから、次のことが導き出せる。
それらは、


(1)『小学生のときにできるようになったことは、37になってもできる』
(2)『小学生でも、百回、練習すれば、できるようになる』


ということである。


極論かもしれないが、私は、このふたつの意味において、
小学生の段階から始める英語教育に大賛成である。


基本となる例文を百回ずつ口に出して練習していけば、
もう何も怖いものはないと思う。


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